毎日を　愉快に暮らすできごと日記

猫に危険な植物

猫に危険な植物


写真などは　各項目をクリックしてご覧ください。


総合栄養食のキャットフードが主食なら、栄養のために草を食べる必要はありません。
猫が草を口にするのは、たんに嗜好性。
猫が喜ぶからと言って　植物を与えるのは危険ですので　注意しましょう。

危険な植物は　たくさんありますが、毒がなくても

硬い葉
尖った葉・茎

は口内や胃腸を傷付けてしまうことがあります。


ねこ草は栄養はありませんが、毛玉を吐き出すために使うこともあります。
毛玉用には　繊維質の多いフードがたくさん出ていますし　あえてねこ草を与えるなら

１回に　２～３本まで。
少しずつちぎってあげるか、水に浮かべます。
鉢ごと大量に与えるのは　胃に負担がかかり過ぎます。
※退屈しのぎ、ストレス、かまって欲しくて食べることがあるので注意。
　うちはストレス食いをすることがないので　鉢ごと置いています。


外の雑草は危険ですので　絶対に食べさせてはいけません。
除草剤がついていたり、回虫など虫の卵が付着していることがあります。



マタタビ・キャットニップ

適量
粉末　ひとつまみ
枝　　１本
実　　１つ

使い方
移動時の緊張緩和
同居猫のケンカの仲裁
使って欲しい爪とぎ器
買ったばかりのおもちゃ・猫用グッズ


マタタビに依存性はなく中毒もありませんが、一度に大量に与えると
呼吸中枢が侵され呼吸困難になることがあります。
キャットニップ（イヌハッカ）の種子だけを大量摂取すると　中毒を起こすこともあります。


どんな猫もマタタビやキャットニップに反応するわけでなく
天気やその日の気分によって反応の度合いも異なることもあります。




猫に危険な植物は　７００種類以上。
身近な植物に危険なものが　たくさんあります。

猫にとって危険な植物　科別



特に注意


人間に対しても毒性のあるものも多いですが、
猫は人間よりも体重が少ないため　致死量も少なく　人間よりもはるかに危険です。


食用として知られている植物
*アーモンド（種）
*アスパラガス
*アプリコット（未果実）
*アルファルファ
*アンズの種（未果実）
*イチジク（たれている汁）
*イチョウ（ギンナン）
*ウメ（未果実）
*バイオリン葉イチジク
*サクランボ（種&弱っている葉）
（挽いて粉になったもの）
*サクランボ（最も野生の種類）
*スモモ（未果実）
*タマネギ
*トウモロコシ
*ビワ（未果実）
*マッシュルーム（食用キノコ）
*モモ（未果実）
*りんご（種や葉）




一般的に知られている植物

アイビー

紫陽花（蕾）
hydranginが消化器内で青酸に変化。
痙攣、昏睡、呼吸麻痺で死亡。
少量でも、嘔吐、沈鬱、元気消失
食べたことが 分かれば直ちに、動物病院へ行って胃洗浄、処置が遅れると重大なこと。


アザレア（ツツジ属 ）　
危険な部分は葉と、蜜から作られる蜂蜜。
原因物質はその中に 含まれるグラヤノトキシンと呼ばれる毒素。
感受性の高い猫が多量に口にすると、よだれが出て激しい嘔吐に始まり、
徐脈、痙攣を起こし、昏睡に陥り死に至ることもあります。
食べたことがわかった場合には、直ちに動物病院へ。
胃洗浄を行う とともに、心機能の監視が必要になります。


アロエ
樹液に含まれるバーバロインという物質が下痢を引き起こす。
ひどい場合には治療が必要。 　


アンズ（バラ科）
種子が危険。
種の中のに含まれるアミグダリンが消化菅の中で加水分解し、青酸になります。
嘔吐・痙攣・呼吸困難などを起こし死に至る場合もあります。


イエロージャスミン （ゲルセミウム属）
カロライナジャスミンともいわれる。
植物全体 に含まれるゲルセミンとその関連アルカロイドが原因で、
運動失調や嚥下困難、ひどい場合には痙攣発作や呼吸筋麻痺を起こして死亡することが
あります。
治療は、 早い時期の胃洗浄および活性炭の投与。
神経症状がある場合には、そのコントロールが必要。
発見し次第、動物病院へつれていって下さい。


イチイ
種子・葉が危険。
腹痛・嘔吐。
多量に摂取した場合、呼吸困難・痙攣・不整脈などで、突然死することもあります


イヌサフラン（ユリ科）
嘔吐・下痢・視力障害・腎臓障害・全身麻痺などを起こし
最悪の場合、死に至ります。
毒性もかなり高く、少量でも死に至ることがあります。


梅
アンズに同じ


オニユリ
イヌサフランに同じ

カサブランカ
イヌサフランに同じ


カノコユリ
イヌサフランに同じ


カラー
危険なのは葉。
葉の中に含まれるシュウ酸カルシウムの針状結晶と、未確認の蛋白成分が原因物質。
口に入れば、口内炎や舌炎。
皮膚に触れると、刺激性の皮膚炎。
生命に危険を及ぼすことは まずありません。
治療は、触れた部分を冷水で洗浄。ひどい場合には動物病院 で処置。


キキョウ（キキョウ科）
根が危険で嘔吐・下痢・溶血などを起こします。


キンポウゲ（キンポウゲ科）
嘔吐・下痢・痙攣・心臓麻痺などを起こし、
最悪の場合、死に至ります。


クワズイモ
葉と茎に含まれるシュウ酸カルシウムの針状結晶が、口内炎や皮膚炎を引 き起こします。
冷水で洗い流して下さい。


クリスマスローズ（キンポウゲ科）
キンポウゲに同じ

コオニユリ
イヌサフランに同じ


サツキ
アザレアに同じ


ジャガイモ（ナス科）
ナスに同じ


ジャスミン
嚥下困難や痙攣を起こし、呼吸筋麻痺で死に至ることがあります。
イエロージャスミンに同じ


スイセン（ヒガン花科）
特に毒性が強い球根が危険。
嘔吐・下痢・血圧低下。
重度の場合、心不全などで死に至ります。


スズラン
イヌサフランに同じ


スモモ
アンズに同じ


ストレリチア
極楽鳥花ともいいます。　
危険な部分は種子。
種に含まれる、タンニンが、嘔吐や下痢をひきおこします。
よほど感受性が高い 猫でない限り24時間ほどで回復。
下痢、嘔吐が続く場合には、胃腸炎の治療が必要。


セイヨウキョウチクトウ（キキョウ科）
嘔吐・血圧低下・呼吸困難・痙攣・心臓麻痺などを起こし
最悪の場合死に至ります。


チューリップ
イヌサフランに同じ


ツツジ
アザレアに同じ


デージー（ヒナギク属）　
接触性の皮膚炎。
原因物質は、花粉を除いた全 ての植物の部分に含まれる、ミニテルペンラクトン。
刺激性せ　食べると嘔吐。
葉の汁が直接皮膚に接触すると炎症を起こし、 痒がり皮膚が赤くなりふけが多くなる。
反応は即時性。
発見したら直ちに洗って 下さい。
発赤が広範囲な場合には、動物病院で処置してもらって下さい。　


鉄砲百合
イヌサフランに同じ


トマト（ナス科）
芽や葉にトマチンという毒性が含まれています。
嘔吐・下痢・呼吸困難などを起こして
最悪の場合、死に至ることがあります。
生で食べることが多いので　 葉っぱの処理に気をつけましょう。　


トリカブト
特に葉と根には心機能を抑制するアコニチンという物質が含まれています。
ひどい場合には心停止。
食べたことが分かったら直ちに動物病院へつれていって下さい。


ナス（ナス科）
芽や葉にソラニンいう毒性が含まれています。
嘔吐・下痢・呼吸困難などを起こして
最悪の場合、死に至ることがあります。


ヒガン花

接触で皮膚のかぶれ。
食べると嘔吐・下痢などを起こし中枢神経の麻痺で死に至ります。
特に球根が毒性が強く、少量でも危険。


ヒヤシンス
イヌサフランに同じ


フィロデンドロン 　
危険なのは葉。
葉の中に含まれるシュウ酸カルシウムの針状結晶と、未確認の蛋白成分が原因物質。
症状はまちまちで、軽いものは 口内炎や接触性皮膚炎。
ひどくなると痙攣などの神経症状を呈し、腎機能停止をともない死に至ることがある。


フクジュソウ（キンポウゲ科）
キンポウゲに同じ


ブリムラ類 （サクラソウ属）　
危険な部分は、葉と茎。
葉や茎に含まれる刺激性物質 が原因。
接触性の皮膚炎、口内炎、嘔吐、下痢。
原因物質の特定はされ ていません。
多量に食べた場合には、胃洗浄が必要。
皮膚炎は、石鹸と水で洗 い流してください。
ひどい場合には、動物病院で処置してもらってください


ポインセチア 　
危険な部位は、葉と茎。
そこに含まれる 複合テンペルが原因で、嘔吐や下痢、皮膚炎。
一般的にはさほどひどい症状は出ませんが　症状が続くようなら、動物 病院で診察を受けて下さい。


ホオズキ（ナス科）
嘔吐・下痢・呼吸困難などを起こして
最悪の場合、死に至ることがあります。


ポトス
口内炎や皮膚炎　
シュウ酸カルシウムと未確認蛋白成分
口内炎や皮膚炎。皮膚炎などを起こしたなら、冷水で洗い流して。


マーガレット（キク属）
ミニテルペンラクトンとい う物質が原因物質。
新しく買ってきた鉢植えに、臭い付けをしようとすりすりしてい るうちに、葉がちぎれてその汁が皮膚に触れると炎症を起こしますから気を付けて下さい。
マーガレットやデージーを新しく買ってきてからふけが多くなるようでしたら、１度猫か ら離してみて下さい。


りんご
アンズに同じ


ロベリア（キキョウ科）
セイヨウキョウチクトウに同じ





以下順次記載予定

取り消し線で消したのは　上に掲載したという意味です。



*アジサイ
*アロエ
*オシロイバナ
*カラジューム
*キキョウ
*菊
*クロッカス
ゲッケイジュ
ゴクラクチョウカ
*サクラソウ
*サボテン
*鉛筆サボテン
*ジャスミン
*スイトピー
*スズラン
*セイヨウキョウチクトウ
*ゼラニウム
*ソテツ属
*ニオイスミレ（パンジー）
*ニチニチソウ
*シクラメン
*シダ
*シャクヤク
*ポインセチア（低い毒性）
*マリゴールド
*マリファナ
*リリー
*ロベリア



キンポウゲ科
*ウマノアシガタ
*オキナグサ
*オダマキ
*キツネノボタン
*キンポウゲ
*クリスマスローズ
*クレマチス
*ケキツネノボタン
*トリカブト
*ハンショウヅル
*ヒエンソウ
*フクジュソウ



ケシ科
*ケシ
*ケマンソウ
*クサノオウ
*タケニグサ
*ポピー（ケシ）
*ヤマブキソウ



サトイモ科
*カラー
*ザゼンソウ
*ディフェンバキア
*フィロデンドロン
*マムシグサ
*モンステラ



ツツジ科
*アザレア
（サツキ、ツツジ）
*アセビ
*アメリカシャクナゲ *シャクナゲ
*ハナヒリノキ
*レンゲツツジ



ナス科
*イヌホオズキ
*ジャガイモ
*たばこ
*チョウセンアサガオ
*トマト（緑色の果実、ステム、および葉）
*ナス
*ヒヨドリジョウゴ
*ホオズキ


ヒガンバナ科
*アリストロメリア
*アマリリス
*キツネノカミソリ
*スイセン
*黄水仙
*ラッパスイセン
*タマスダレ
*ハマユウ
*ヒガンバナ



ユリ科
*イヌサフラン
*オモト
*タチアオイ
*コバイケソウ
*シュロソウ
*ツクバネソウ
*バイケイソウ
*ハシリドコロ
*ヒヤシンス *百合
*オニユリ
*東洋の百合
*平和百合
*チューリップ



高木、低木、観葉木 *アメリカンイチイ
*イチイ
*イギリスイチイ
*ウエスタンイチイ
*ウツギ（梅の花）
*ゴムの木
*インドゴムの木
*オーク(毒オーク)
*トチノキ
*セイヨウトチノキ（マロニエ）
*セイヨウヒイラギ
*ヤシ
*サゴヤシ
*ドラゴン木
*ナンテン
*マダガスカルドラゴン木
*マユミ
*ミツマタ
*ブッシュ
*ブナの木
*松
*ヤツデ
*ランタナ
*ユーカリ



ツル性植物
*アイビー
*アイリスアイビー
*アメリカヅタ
*イングランドアイビー
*グレイシャーアイビー
*ジャャーマンアイビー
*スィートハートアイビー
*デビルアイビー
*ニードロポイントアイビー
*ポトス
*アサガオ
*チョウセンアサガオ
*ツタウルシ
*フジ



その他
*タロイモツル
*アマ
*アメリカヤマゴボウ
*イヌホウズキ
*イボタノキ
*エメラルドフェザー
*オトナシソウ
*カストール豆
*木フィロデンドロン
*エルサレムサクランボ
*ザゼンソウ
*サンギリアナ
*ジギタリス
*ジャワ島豆
*常緑植物
*ジャングルトランペット
*スイカズラ
*スノードロップス
*セイヨウニワトコの実
*ダイオウ
*タイワンセンダン
*ダフネ
*中国常緑植物
*ドクニンジン
*ハズ
*ハリケーンプラント
*ヒヨス
*ベラドンナ
*フルーツゼリープラント
*ブルールピナス
*フロリダビューティー
*ベインベリー
*ベラドンナ
*ホウオウボク
*ミニチュアハズ
*メスカル酒豆
*ヤグルマギク
*ヤドリギ
*ユーオニムス属
*ブルールピナス
*ユキノハナ
*ヨモギギクカラシ
*リボンプラント
*ルピナス
*ルリハコベ
*ローズマリーエンドウ豆
*ロコ草








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